2012年、AKB48はソーシャルネットワーキングプラットフォーム「Google+」で独自の取り組みを展開しました。このプロジェクトはメンバー全員が参加し、「ぐぐたす」という愛称で親しまれました。中でも特に活発に活動していた7人のメンバー、松井咲子、高城亜樹、片山陽加、仲俣汐里、石田晴香、仲川遥香が「ぐぐたす選抜」として選ばれました。
この選抜メンバーは、Google+上でファンと積極的に交流し、その一環として水着グラビア撮影の様子をリアルタイムで報告しました。これは、アイドルとファンの新しい形のコミュニケーションとして、当時大きな話題を呼びました。特に、彼女たちが告知した「これからグラビア撮ります!」というポストは、ファンの間で熱狂的な反響を呼び、ソーシャルメディアを活用した新たなグラビアの形が誕生した瞬間でした。
また、AKB48はこの時期に「GIVE ME FIVE!」という新曲をリリースしており、ぐぐたす選抜の活動は、そのプロモーションにも一役買っていました。インターネット上での彼女たちの活動は、ファンとの距離をさらに縮め、AKB48の魅力をより多くの人々に伝える機会となりました。
このように、AKB48の「ぐぐたす選抜」とその水着グラビア撮影は、ソーシャルメディアを利用したアイドルとファンの新しい形の交流を示す貴重な事例です。彼女たちの取り組みは、今後のアイドル文化にも大きな影響を与えることとなりました。