南野陽子(みなみの ようこ、1967年6月23日生まれ)は、日本の女優であり歌手です。愛称はナンノで、兵庫県出身です。1985年6月23日に「恥ずかしすぎて」でアイドル歌手としてデビューし、「純だね、陽子」「可憐だね、陽子」というキャッチフレーズで注目を集めました。同年8月には日生劇場での舞台「リトルウィミン-若草物語」で舞台デビューを果たし、11月にはフジテレビ系ドラマ『スケバン刑事II 少女鉄仮面伝説』で麻宮サキ役を演じ、一躍トップアイドルの座を獲得しました。
デビュー当初からニッポン放送でラジオ番組「南野陽子 落書きだらけのクロッキー・ブック」のパーソナリティを務め、1986年10月2日からは『南野陽子 ナンノこれしきっ!』がスタートし、1990年6月24日まで続く伝説の番組となりました。1987年には映画『スケバン刑事』に主演し、主題歌「楽園のDoor」で初のオリコンチャート第1位を獲得。その後も「話しかけたかった」「はいからさんが通る」「吐息でネット」「あなたを愛したい」「秋からも、そばにいて」など、8曲連続でオリコン1位を記録しました。
また、フジカラー、グリコ、JR西日本などの企業のイメージキャラクターとしてCMにも出演し、1988年にはNHK大河ドラマ『武田信玄』で1人2役を演じ、ブロマイド年間売上成績で第1位を獲得しました。同年、グレナダで発行された切手の題材にもなりました。1989年と1990年には、日本テレビ系列『24時間テレビ』のチャリティー・パーソナリティを務め、カンボジアリポートやドラマ、自身の曲「思いのままに」が番組のメインテーマ曲として使用されました。
さらに、1989年には「恥ずかしすぎて」から「はいからさんが通る」までのCD化されていなかったシングル10タイトルがCDシングルとして再発され、そのうち9タイトルがオリコンシングルチャートにランクインしました。同年、所属事務所のエスワン・カンパニーから独立しました。
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