演技派女優になる前は。 キャンギャルで下積み!
長い脚とがないと絶対に れない。ハイレグの角度にも
96年のNHKの朝ドラ「ひまわ り」に主演し、全国区に名を書かせ た松嶋菜々子だが、もともとは水着系キャンギャル(92年度/旭化成)のひとりだ。だから、彼女の魅力であるスレンダーでバランスのとれたボディというのは、オトコ目 線に通うだけのエロさがあったわ けだ。 一見清純そうでおしとやかなお 姉さんがハイレグ水着を着ている姿に、オトコたちはアテられたの だから。だが、似たようなモデルたちが場末のRQあたりに埋没し いくのと違い、彼女には転機、朝ドラのヒロインに抜擢という幸運が転がり込む。もちろん初主演で演技なんかまるでなっちゃいない。ところがそれが許されるのがNHK の朝ドラ。「あまちゃん」 の能年玲奈もそうだが、大根芝居 をされたところで視聴者はへっちゃら。朝ドラのファンは前性が強 いのだ。「ひまわり」の松嶋も同様 に、むしろ「誰?このきれいな 人?」的な心理で人気を得ていく。 美人だけど鼻につかない親しみや すいキャラもあっただろうが、朝ド ラ発進型の女優となれたことは、 何よりも彼女にとって幸運だったはずだ。
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